『ピース』〜 20年越しの夢*個展タイトルについて あれこれ思うこと
Mariko Hirai個展
『ピース』〜 20年越しの夢
*
今日は
タイトルについて
書いてみようと思います。
個展をやりたいと思って
ずっと ギャラリーを探していたんだけれど
これと言うのが見つからず
まぁ、今じゃないってことかなと
ずっと、放置してました。
今年の春になって
あ、アトリエKAZUE先生の
あのギャラリー
あそこしかない!
やるなら あの場所だ!
って 思い出したんです。
チルチルミチルの『青い鳥』みたいに
遠くまで探しに行っても見つからなくて
戻ってきたら
求めていたものが
近くにあったことに気づく
そんな感じでした。
なぁ〜んだ。
ここにあった!
ちゃんと 用意されてたじゃない!
なんで 今まで 気がつかなかったんだろう?って
不思議なくらいに
す〜ッと。
*
で、
ギャラリーは 決まったのですが。
その後が
また 全然 進まなくて。
9月も終わろうとしている時になっても
メインの写真もタイトルも決まらず・・・
そんな時、
ロミーが東京に来ていて
会った時、
「こんな風に
今までやってきたことを
色々 取り混ぜて展示したいとは思うけれど
全く アイデアがわいてこない。」
って 話をしたんです。
その時、ロミーが言ったんです。
「パズルのピースみたいなもんだね。
今は、バラバラだけれど
ひとつ、決めたら
後は、次々 決まっていくかもね」
ん!?
わたしの心の中で
コツン!って 音がなりました。
ドキドキしました。
『パズルのピース』
その言葉から
いろんなものが 連想されました。
ひとつが
大好きな喜多川さんの『賢者の書』
賢者の書(新装版)
1,296円
Amazon
そして、
私のカラーチャート
(撮影:ロミー 宮崎での個展にて)
そうだ。
ピースだ!
小さな ピースが集まって
私の世界になってるんだ!
そして
ピースのもう一つの意味
平和・安らぎ
いつも私が大事にしている
『心地よく』
わ〜〜〜〜〜
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
溢れ出すように
想いを書いて
ロミーに送りました。
ありがとう。
ずっとモヤモヤして
早く決めて動かなければ・・・と
思って 焦っていたのが
す〜ッと。(*^^*)
そして
告知イベントページが出来ました。
ピースって英語で書くと
Peace(ピース)
Piece(ピース)
*
『Peace(ピース)』
平和、泰平、治安、秩序、平穏、無事、安心、平安、静けさ、沈黙
安らぎとか安心
私がいつも大事に心がけている『心地よく』
それにつながる言葉
*
『Piece(ピース)』
断片、破片、(組を成すものの)1 個、(機械などの)部分、部品、一片、1 個、1 枚、1 編、1 節
ひとかけら
パズルのピースがわかりやすいですよね。
あるべきものを 形づくっている ひとかけら
それが一個なかったら 全体が 不完全で
どのピースも大事な ひとかけら。
喜多川泰さんの『賢者の書』の中に
パズルのピースが出てくるんです。
大事なところ
ご紹介させていただきますね。
*
行動の結果として
我々が手に入れるものは、
成功でもなければ、失敗でもない。
我々が手にするものは、
一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、
パズルのひとピースに過ぎない。
であるから、
行動を起こすときに何かを期待したり、
失敗することを恐れたりすることは、
何の意味もない。
大切なのは、
必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、
そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、
どうやってこれを使うのかを考えることだ。
手にしたピースがたとえ期待していたものと違っていたり、
今の自分には耐えられそうもないほど辛いものに思えたとしても、
それは人生における失敗ではない。
かけがえのないパズルのひとピースを手に入れるという、
大事な経験だったのだ。
完成した絵を見れば、そのことに気がつくはずだ。
どうしてもそれが必要だったということに。
*
パズルのピース
良いところ、ばかり 受け取ってしまいたくなるけれど
受け取りたくないような出来事も
何の意味があるのだろう?と
わけがわからないものも
人生の完成図において
どれも 必要なピースなのだということ
良いことも
嫌だったことも
同じ ひとつのピース
これ すごくないですか?
自分では 大成功!って思うような
人生の大きな喜びがやってきた出来事なら
大きなピースで 完成図の大きな部分を占めるんじゃない?とか
思ってしまうけれど、
大きな成功を感じるような経験も
やってみたけど、ダメだった。
やらなきゃよかったって
後悔したくなるような経験も
同じ大きさの ひとつのピース。
どれか ひとつ無くなっても
完成しなんだよね。
喜多川さん
すごい!
ありがとう。(*^^*)
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そんな ピース
ひとかけら
私が夢を描いて 20年やってきたことは
どれも きっと 小さなひとかけら
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(撮影:夏野苺さん フォトマジック)
写真は
一枚 一枚が
その時々の 撮った時のワクワクする気持ちがよみがえってくる
大事な 瞬間が いっぱい つまった 時のかけら
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(撮影:夏野苺さん フォトマジック)
パステル画は
その時その時の 心の状態が
如実に表れてしまう 私の心のかけら
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(撮影:夏野苺さん フォトマジック)
刺繍もポジャギは
ひとつの作品を完成させるまでには
途方も無い時間がかかるけれど
その工程は ひと針 一針
さしていくだけの 単純な作業の積み重ね
いろんな布や いろんな色の糸に
想いが重なって出来上がる 想いのかけら
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ステンドグラスは
綺麗なガラスのかけらを
つなぎ合わせて ひとつの作品を作っていく
光を受けたときに 輝く 光のかけら
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(撮影:夏野苺さん フォトマジック)
万華鏡は
小さな小さな オブジェクトを
ひとつひとつ集めて
鏡で永遠に反射させて見える 同じものが二度とできない
奇跡のような 一瞬の世界
オブジェクトは自分で作っても
見える世界は 私が思い描いたものとは
はるかに想像を超える 偶然のかけら
*
そんな 小さな かけらがいくつも
集まって 私の世界ができています
小さな 真っ白なギャラリーに
私のかけらを どうやって
展示しようかと
まだ、今も模索中です💦
あと1ヶ月。
楽しみながら
かけらを集めて
安らげる 空間を作りたいと思っています。
どうぞ、お気軽に遊びに来てくださいね。
Mariko Hirai個展
『ピース』〜 20年越しの夢
日時
2018年11月22日(木)〜27日(火)
11:00〜18:00(最終日15:00まで)
場所
Lilla Galleri(リラ・ギャラリー)
ぷんぷく堂の2階です
アトリエKAZUEとぷんぷく堂の間にある階段をお上りください。
千葉県市川市八幡5-6-29
アクセス
JR総武線「本八幡駅」から徒歩9分
都営新宿線「本八幡駅」から徒歩8分
京成線「京成八幡駅」から徒歩8分