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Photo story 【やっと、会えましたね】


Mariko Hirai * Photo story  〜写真にまつわるエトセトラ〜 【やっと、会えましたね】

Mariko Hirai * Photo story 〜写真にまつわるエトセトラ〜

【やっと、会えましたね】

会えそうで会えなくて

...でも、やっと 会えましたね

今日のフォトは 大好きで大切なこの一枚

撮影:2009年10月24日

写真を始める前から 大好きで見ていた写真投稿サイト 「 Creative People Photo (クリエイティブピープル フォト)」

素敵な写真がいっぱいあり 毎日、その写真を見るのが楽しみでした。

写真雑誌を見る習慣がない私にとって、 他の人が撮った写真を拝見できる貴重な場所で (この頃は、まだSNSが盛んではなかったので)

プロの人もアマチュアも いろんな人の写真が 毎日毎日 たくさんUPされるのが 楽しみでした。

カメラを買って嬉しくて 半年ほど経った頃 2010年春に とうとう私も登録!

初めてネットでの投稿デビュー?

初めてUPした写真に コメントをしてくださった人のことを 今でも忘れることはできません。

本当に嬉しかった〜〜!(*^^*)

その 「 Creative People Photo (クリエイティブピープル フォト)」 略してクリピー

登録するときに ニックネームとアイコンの写真を決めるのですが、

ずっと夢だった アトリエの名前 「フェリーチェ」 を名乗ることにしました。

フルーチェさんとか 言われることも多かったですけど(*^^*)、

その時、私のアイコンにしていたのが このフォトです。

アイコンを定期的に変更する人がいらっしゃっるけれど 私は このフォトが 私の顔と思っていたので ずっと これを使っていました。

どうして そんなに こだわっていたのかと 言うと・・・

私が カメラを始めた頃、

このフォトの 赤いお花が 私に 語りかけてくれたから

後にも先にも お花の声を聞いたのは この時だけ

買ったばかりのCanon Eos Kiss君を連れて 初めてのお散歩

ガーデニングショーをやっているというので 大好きな街 丸の内へ

中通りに出てみると、

いつもの街が、お花いっぱいで

あちこち ハロウィン仕様になっていて トキメキました❤️

丸ビルのすぐ脇に 小さな花壇が出来ていました

たくさんのお花が咲いていて 青いベンチとお花が とっても可愛い空間になっていました

朝一で出かけたので まだ 丸ビルも空いてなくて 中通りを歩いている人もない時間

ムラサキシキブ

ミヤコワスレ

黄色のコスモス

そして この赤いお花

この一枚を撮った時

「きれいに撮ってね」

「え?」

周りを見回しましたが、 もちろん まだ 誰も歩いている人もなく・・・

この子の声?

風にふわふわ揺れながら 微笑んでいるように見えました

「単焦点のレンズが明るく撮れていい」 「AVモードで撮る」

この二つだけを どこかしらから情報を仕入れて 50mmの単焦点レンズをつけて 初めて外に出てみたばかり

露出とか絞りとか 難しいことは全然わかってなかったけれど、

この子の声を聞いた時

「うん! 可愛く撮るから 揺れないでじっとしてて!」

ドキドキしながら 夢中で撮りました。

それ以降ずっと 写真の世界に魅了されています。

この子に出逢ってなかったら 写真を続けていなかったかもしれない。

そんな 想い出の  大切な一枚。

この時からかな

カメラが大好きになった

そして、 本当に美しいと思うもの 素敵だと思うもの 好きだと思うもの 心に響くものを 切り取ろうと 思うようになった

撮らせてくれて ありがとう って 思う

撮りたいお花が 雑草の間にある時 かき分ける雑草にも 「ちょっと ごめん。撮らせてね」って 無意識で声が出る

レンズの中に 美しい姿が見えると きれい〜〜! すてき〜〜〜! かわいい〜〜〜!

ついつい、声がでてしまいます

基本的に 私は 被写体に恋をしていたんだなあと

つい先日、ある人とお話をしていて気がつきました。

撮った写真の 一枚一枚 どこで撮ったか、 その時のこと

その一枚をみると 浮かんできます

タイトルは 撮っている時に 自然に浮かんでくるものもあるけれど

この写真については 強烈な印象で タイトルがついていなかった

なんのお花かも知らなかった

数年経って、これが ダリアの花だったことを知りました。

このお花と出会ったこと

この子が 語りかけてくれたことが 私の カメラ人生の始まりでした

アイコンをどの写真にするか 迷いもなく、この写真を選んだのは こういう思いがあったからです。

2013年9月5日 しもやんらんど遷宮があって 仕事が終わってから、ちょこっとお手伝いに行きました。

宮崎からこのために まゆりんが来ていて 「りこちゃん、夕方でもいいから来て〜〜!」と 誘ってくれたからです。

お掃除をして しもやんの弾き語りを聞かせてもらって はじめましての人に 「幸せのタネ」をプレゼントして

その時、出会ったのが みかんちゃん あさみん ウッチー マーシー ジャンボさんetc...

この9月5日は いろんな人の運命の糸が絡まった時間だったのではないかと 思います。

私の撮った写真「幸せのタネ」と その頃は自家製のポストカードもあったと思うんだけど、

「プレゼントです。選んでください」と

たくさんのカードを渡したら

ある人が そのカードを持ったまま 固まってしまいました

じわじわと 涙があふれだして

私の方がびっくり

え?どうしたの?

涙をポロポロ流しながら

「りこちゃんの写真には 物語がありますね」と

その写真が これでした。

その後も、一枚一枚、写真を見ては

「これは どういう物語が・・・」と 涙を流しながら 食い入るように 見てくれました。

私の写真をみて涙を流した人を 初めて見たので びっくりして 私の方が感動しました

私の写真に感動してくれる人がいる

この出来事が 写真の道へ 背中を押してくれました

私は 写真をちゃんと勉強していなくて 写真家と名乗ることにとても抵抗があるのですが、

それでも 私には 私にしか撮れない写真がある

自分の好きで撮った 自己満足のフォトだけれど

見てくれる人の心に寄り添うことができるのかもしれない

そう思わせてくれた 出来事です

時々、 誰かと比較してみては 「あ〜〜、まだまだ だめだな」とか 「私なんて・・・」と 自分の価値を否定してしまいがちなのですけど、

落ち込んだり 凹んだり

でも、 この時のその人の涙や、 写真を見てくださった人からの あたたかいメッセージを思い出すと

元気がもどってきます

お花や 周りにいてくれる大切な人たち

そして、本当の私自身

出会えて良かった!

ありがとう

◇「やっと会えましたね」にまつわるエトセトラ◇

 ブログを始めた日のブログ  2010年10月21日

◼︎フェリーチェ☆幸せのタネ vol.1 http://ameblo.jp/felicedream/entry-11964874432.html

 この写真への想いを書いたブログ  2013年9月18日

★是非読んでみてくださいね❤️

最後まで読んでくださって ありがとうございました

あなたとの出会いに感謝しています

ありがとう

嬉しいメッセージ

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