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  • 執筆者の写真Mariko Hirai

エッセイ『刺繍の裏側』vol.10


365日のパターンレシピ


とってもとっても久しぶりの

エッセイ『刺繍の裏側』



フォトエッセイ『刺繍の裏側』


すっかり

季節は 夏から秋へ


みなさま お変わりございませんか?



エッセイ『刺繍の裏側』Vol.10




365日のパターンレシピ


先日


おかげさまで

無事1周年を迎えることができました。



365日のパターンレシピ


1日だけ 新しいパターンをアップできなかった日がありますが、

2019年9月26日に

1年

毎日一つ

古代遺跡などから発掘された図案を元に

ブラックワーク刺繍のパターンを起こして

毎日 一つずつ アップしてきました。

途中、他のことも忙しくなり

毎日続けることが とても難しく感じたことも

何度もありましたが、

続けてこれたのは

ニッチな世界ではありますが、

見てくださる方がいる

このパターンを見ながら

ブラックワーク刺繍を楽しんでくださっている方がいる

そう思うと とても励みになり

原動力になってきました。

いつも見ていただき、ありがとうございます。



楽しく夢中で刺しているので

刺繍は苦にはならないのだけれど


毎日アップすると言う

決め事を守らなければと思うと

義務感になってしまって


やらなければ!と思うと 苦しくなる性分なんですが、


義務感を感じることも多少はあったけれど


好きで楽しんでいた時間の方が

圧倒的に多かったので

続けてこれたのだと思います。


365個のパターンのレシピを

ご紹介できたことで


自分との約束を守れた感がして

ほっとしているところです(*^^*)





やらなければ!と言う義務感は


やらなかった時に味わう恐怖を思うから

その恐怖を味わうよりは

我慢しても やらなければと

自分を がんじがらめにしてしまいます。





何かをする時に

私が 心がけているのは


恐れからではなく

愛から 行動しよう


と言うこと。


恐れから 行動すると

続かない


やったとしても 結果は 自分が納得できるようなものにならない


と言うことを 今までの人生で

体感したように思います。



いろんな方と出会って

お話をして

素敵だなと 思う人を よく見ていると


愛そのものだなと 感じることが多いです。


愛のある方を選ぶ


そう言う生き方に とても憧れて

私もそうありたいと

心がけてきました。



『365日のパターンレシピ』が

義務感にならなかったのは

それもあるかな。


古代の遺跡から発掘された文様から

パターンを起こすことも

めちゃくちゃ ワクワクしているし


チクチク 刺繍してる時間は

時間を忘れるほど 没頭してしまうくらい好きなことだし。



でも

自己満足だけでは

続けられなかったんじゃないかなと

思います。


この向こう側に

楽しみに待ってくれている人がいる


パターンを 毎日 楽しみに見てくれる人がいる

可愛いから刺してみようと

レシピを見ながら刺繍を楽しんでくれている人がいる


そう言う人がいることを

信じられたからなんじゃないかなと。



向こう側にいる人の存在を

信じ切ることができたから



モチベーションが下がることなく

続けれれたのは

それに尽きるなと 思います。




2020年

コロナの影響で ワークショップはできなくなりましたが、

オンラインに切り替えて

初めての方も簡単に楽しめるように

布や糸や針などの材料もお届けして

すぐに始められるようにと

いろいろ 考えつく限りのことをやってきました。

おかげさまで、

九州から北海道まで

受講してくださる方が 広がって

本当に感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

始めた頃

「365個もパターンあるんですか?」

と よく質問されました。

でも、本当に 一つの古代の図案から

次々とアレンジが浮かんで

パターンを起こしていたら

まだまだ ほんの少ししか ご紹介できてなくて

この調子で 毎日一つやって行ったら

何年かかるんだろう?と 思います。

力尽きるまで やってみようと思います。





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