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執筆者の写真Mariko Hirai

エッセイ『刺繍の裏側』Vol.03



今日は暑さが和らぎ



さらっとした風がとても気持ちの良い1日でしたね 今日は 母のお誕生日 いつも 母の日と近いので まとめてお祝いで ごめんなさい。 元気で 明るく過ごしてくれているので ありがたいなあと 思います。

夕飯後のひととき 実家の両親、そして私の兄妹や 甥っ子たちが繋がっている 家族LINEで

テレビ電話で お話ししました。

離れていても 家族がみんな元気で、仲良くて

こうして 時々、顔を見ながらおしゃべりする それもまた良し(*^^*)


母はお誕生日のプレゼントのお花やチョコレートや

アップルパイなど

嬉しそうに 見せてくれました。 父も元気そうで やっぱり顔を見ながらおしゃべりできるって 幸せなことですね。 文明のりきに感謝! なんと、父は 85歳ですが、 毎週2回、兄弟サミットと言って LINEビデオで会話してるそうです。 イマドキ!! すごい時代になったものですね。


さて、今日は

刺繍と母と私について

少しお話ししてみようと思います。



私が小さい頃、

母は手芸が好きで

レース編みをしたり

編み物したり刺繍したりしていました。


大きなベージュの布に

お花をいっぱい刺繍して

周りをレース 編みで仕上げた大作がありました。

母がよく言っていた言葉があるんです。


編み物や刺繍糸が 絡まることって よくありません? ぐちゃぐちゃになって 絡まって 解けない

イライラすること ないですか?


絡まった糸を解きながら 母は いつも 「私は これ、解くの得意やねん。」と 絡まった糸を イラつくことなく ほらっ って スルッと 解くんですよね。

魔法のようでした。

そして

私は その母を見ていたので いつの頃からか やっぱり 同じように


絡まっても ちゃんと解ける!


と なんか 信じているんです。


根拠のない自信


です。




小さい頃に

聞いていた言葉って 何気ない言葉だったとしても

その人の人生に 大きな影響を与えるんですよね。



いつもは ネガティブな言葉ばかり 思い出して

小さい時に 誰かに こう言われた、ああ言われたと


自分の思考を 誰かのせいにしてしまっているけれど。



良いことも

ちゃんと 影響してる。


小さい頃に

何気なく聞いている言葉


本当 大切。




その後の人生に、大きく関わってくる。

大人は、子供に影響を与えようとして言ってるわけじゃないかもしれないけれど。 子供はちゃんと聞いている それが 自分に向けての言葉か 誰か別の人に向けての言葉か そんなことは 関係なくて 周りの大人が いつも言っている言葉や口癖を いつの間にか しっかりインプットしているんですよね。 いつも誰かに文句を言っている家庭で育ったら いつも文句を言われているような気になって いつも誰か 人の目を気にする生き方をしてしまうんじゃないかな。 いつも、誰かを批判する言葉を聞いて育ったら、

いつも批判されている気になって 誰かの評価を気にする生き方になっちゃうんじゃないかな。 いつも、かわいいね。って 言われて育ったら

自分はかわいいって、無条件で 思えるんじゃないかな。


いつも、大好きだよ って 言われて育ったら

無条件で愛されている安心感に包まれて、

幸せな人生を送れるんじゃないかな。

私は 子供に どんな言葉を

聞かせてきたんだろう?

考えるとちょっと怖くなる



希望を与える 愛のある言葉を

発言できる 自分でありたい


そして、

何より

自分に対して 浴びせかけている言葉


それこそ が 一番 自分に影響を与えているってこと

しっかり 自覚しないと。


小さな時に染み込んだ 周りの大人の言葉は

確かに 無意識でも 刷り込まれているけれど


それを 何千回、何億回と繰り返し

自分に言い聞かせているのは

外でもない 自分。


思い込み

でも良いじゃない。


私は 糸が絡んでも スルッと 解くのが得意なんだ♡

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






そんな 根拠のない思い込みでも

糸が絡まった時に

焦ったり イライラしないで

ほら 大丈夫!って

解決できる


根拠のない 思い込みが

人生を作ってる


今からでも

いろんな思い込みを

プラスに転じてみようと思う


刺繍と母と私のお話 長くなってしまいました。 最後まで読んでくださってありがとう。

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