こんにちは 今朝は いつもに増して サンキャッチャーがキラキラ 虹色のホタルが アトリエいっぱいに踊っていました。 今は、少し曇ってきて 窓を開けると 気持ち良い風が吹いてきます。 *
さて、
今日は
刺繍の裏側について
お話ししてみようと思います。
まぁ あまり普段
刺繍の裏側なんて 見ることないと思いますが^^;
ブラックワーク刺繍は
幾何学模様を連続で刺していきます。
方眼紙に書かれた
幾何学模様の図案(パターン)を見ながら
布の目を数えながら 刺していきます
なので、 同じ図案を 同じ布で 同じ糸で刺したら
同じ刺繍が出来ます
基本的には 同じ刺繍が出来るんです。
でも、刺し方が それぞれ違う
バックステッチ(返し縫い)で刺す人もいれば
ランニングステッチ(ぐし縫い)で刺す人もいる
どれも 間違いではないので
同じように 刺せるんです。
でも、裏返してみると みんな違う
同じパターンを刺しているんだけれど
同じ裏側にはならないんですよね。
どこから刺し始めたのか?
どの道を刺し進めたのか?
どこで糸始末をして どこで糸継ぎしたのか?
同じ人が刺しても 全く同じ裏側には ならないんですよね。
表は同じ なのに。
これって 人生と同じかなあと思うんです。
表面的には 人と同じように見えても
裏側には その人の頑張ってきた足跡が見える
どんなにぐちゃぐちゃになっていても
それは その人のその時の精一杯の努力の跡
裏側で ものすごく努力してるのが見える
ものすごい努力をしていても 表には出ない これって、 すごくうまく行っている人が さらっと 努力もせずに 天性で出来ているように見えても
実は 水面下で 足をパタパタさせている
のと 同じなんじゃないかなと
そんな話を ロミーとしていました。 刺繍の裏側と人生
私も最初は 本当にぐちゃぐちゃでした。
今も あれ?どうしてこうなった?と
うまくいかないこともいっぱいあるけれど
裏側が どんなにぐちゃぐちゃで
糸が絡まっていたりしていたとしても
それさえも 愛おしい
刺繍の裏側なんて わざわざ 見ることはないと思うけれど
見ないけれど、そこにはちゃんと足跡がある
人の人生を見るときも
表面上の うまく行ってるところだけ見て
羨ましく思ったりすることあるけれど
本当は
その裏側の足跡を見ることができたら
憧れ、尊敬 そして愛おしく
見えるのかもしれないな
あの人ばっかりうまく行って・・・ と 羨ましく思うとき その裏側の足跡があることを 思い出してみようと 思う *
さて、今日は この後3時から
第2回目の
刺繍カフェ*フィーカ
美味しいお茶を用意して
みなさんと お話しながら
チクチクできるのがとっても楽しみです。
今日も素敵な1日を
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